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レコード評

 
大塚めぐみのピアノ伴奏の見事さに聴き惚れてしまった。粒のそろった美しい音で歌を引き立てていく感覚の鮮やかさ!
リオ・デ・ジャネイロ国際コンクールで声楽伴奏部門のグランプリを受賞しているということだが、こんなに「歌心」あふれる見事なピアノ伴奏を聴くのは、ジェラルド・ムーアやボールドウィーン<フニクリ・フニクラ>の軽妙明快な名演など、思わずリピートしたほどだ。

ーレコード 芸術ー

 
 
大塚めぐみのピアノ伴奏も常動的な雰囲気を見事に再現している。この即興的なノリは<フニクリ・フニクラ>にも生かされており、とってつけたようなわざとらしさはなく、きわめて自然かつ粋だ。

ーレコード 芸術ー

 
 


 
 

新聞・雑誌評

 
ピアノ伴奏は、若き日本人の大塚めぐみであり、その魅惑的な出現同様、その通りの魅力あふれる演奏解釈スタイルをもっていたのである。

ーPassauer Neue Presseー ドイツ(新聞)

 
 
全てのアーチスト達は、様式確実な、プロフェッショナルな、その充分な資格のある大塚めぐみの伴奏にゆだねられた。

ーOrpheusー ドイツ(音楽雑誌)

 
 
日本のピアニスト大塚めぐみは、その解釈からも、実に感受性豊かな伴奏者であることを示し、ことあるごとに、相手の音程のにごりや、リズムのぐらつきをカバーし、終始端正にうしろで支えていた。

ーInnsbruck Zeitungー インスブルック(新聞)

 
 
天才的なピアノ伴奏者は、日本人で、国際的に知られており、現在、ウィーン国立音楽大学で教鞭を執る、大塚めぐみであった。

ーSudtiroler Zeitungー イタリア(新聞)

 
 
“外国人侵入!”とは、芸術文化において、いつもオーストリアの伝統の鍵となってきた。
その一つの例として、またもや、ウィーンの音楽生活の領域を移住者により、しかも芸術文化の中心と名づけられる所がみごと支配されてしまったのである。・・・・東京生まれでウィーン国立音楽大学で教鞭を執り、ピアニストとして活躍する大塚めぐみが21世紀の室内楽の味わいをかもしだしたのである。・・・・・大塚めぐみの作曲である“夢のひかり”、“ふたたび虹が”そして“メルヘン”は香り高く、そのメロディーの表現力の強さから印象派の水彩画をいろどり描くようであり、エネルギッシュなリズムとアクセントが実に気を利かせていた。

ーWiener Zeitungー ウィーン(新聞)

 
 
実に聡明であったのは、際だったその伴奏で、この夜終始聴衆の耳を魅きつけた大塚めぐみであった。彼女はその道のプロとして、確実に信頼できる資格をもち、歌い手のよびかけに、パートナーとして、全ての角度からピアノで応ずることができ、現在数少ないウィーンの最高の伴奏ピアニストとして挙げられ、それが再度、一層証明されたといえよう。ここに住む、男性歌手、女性歌手達は、皆すでに長いことそれを知っていて、だから彼女を寵愛してきたのであろう。
今こそ多くのコンサート企画者側ももっと彼女の存在を知るべきときにきているといいのだが!

ーWiener Zeitungー ウィーン(新聞)